「あんね・さんじゃがーな」という文字を名前欄に書いても、なかなか名前とてし認識していただけず、 また、名前と認識していただいても、呼ぶのに抵抗をもたれる方も。。。
Sorry. I'm preparing for sentences written in English,too.

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雅号の由来について


自己紹介しますと、よく「日本の方ですか?」と言われます。

皆さんは、スペインはアンダルシア地方の コリア・デル・リオ市をご存知でしょうか?
日本人の子孫であるという、ハポンと言う姓の方が多いところです。

実はイタリア北部、アルプスのふもとにも 同じような言い伝えがある町がありまして、 トヤマーナ町というところが私の故郷です。

私はそこの、「サンジャガーナ」という通り名の家に生まれました。

そのトヤマーナ町では、長女に「アンネ」という名前をよく付けます。
ちなみに、次女以下は、「オッワァ」とつけることが多く、
長男は「アンマ」、次男は「オージャ」が多いです。

ですから、私の結婚前の本名が 「アンネ・サンジャガーナ」です。

サンジャガーナ家自体は、数百年前からあり現在11代目のようですが、サンジャガーナという名になったのは、五代ほど前、日本でいうと江戸末期ごろと聞いています。
ですから正確にいうと、「アンネ・サンジャガーナ5世」となります。

ちなみに近所にはこういう家もあります。
  「アラベサーナ」
  「ヨソンドリア」
  「ゼンゾーマ」
  「スコーマ」
  「ヨスベーサ」
  「ヨッショムーサ」
  「ヨハツーマ」
  「ゼンーマ」
  「チュウキーチ」
  「モンタローサ」
皆、日本の血を引いているようです。

 

・・・と、いう話を、富山県人(特に近所の人)が読んで、大爆笑してくれることを願う。 (^_^)v

(富山弁のページ参照)

顔立ちからは、インド系のかほりがするらしい(知人談)ので、 インドバージョンの話も考えたいのですが、 つぼにはまる話がなかなか思いつきません〜。

以下、本当の話

え〜、先祖代々の富山の土着民です。ご先祖様の一人(?)は上杉家に倒された城の家老だったとかなんとか。(イタリアとは関係ないです)

近所の家には屋号(家につけられたニックネーム)が付いてます。
最近じゃ、嘆かわしいことにその家の人間でありながら屋号を知らない人すらいるようですが、 明治大正生まれの人は普通に使っていて、私もそれを聞いて過ごしていました。

上の屋号は、順に、 「さんじゃがな(三千刈)」、「あらべさ」、「よそんど」、「ぜんぞま」、「すこま」、 「よすべさ」、「よはつま」、「よっしょむさ」、「ぜんま」、「ちゅうきち」、「もんたろさ」  (他多数・現在採取中)

それで、私の実家は「さんじゃがな(三千刈)」であります。
従って結婚前の通り名は【さんじゃがなのあんね】でした。

例1
「あんた、どこの子け?」
「あそこ」
「は〜ん、"さんじゃがなのあんね"け。」
「なんちょ、かわいらしいっさんかいに。」
(共通語訳)
「あなた、どこの子?」「あそこ」「あら、"さんじゃがな"さんの家の長女なの?」「なんてかわいらしい子なの。」

例2
祖父の妹さんが実家に里帰りしたとき、こう大声を出して玄関から入ってきてました。
「昔のさんじゃがなのあんねな、帰って来たぞ〜」
(共通語訳)
「昔のさんじゃがな家の長女が帰って来ましたよ〜」

つまり、「さんじゃがなのあんね」という名前は、 明治に登録が始まった戸籍よりも古く、大変、由緒正しい名前なのであります。

今後とも、「さんじゃがなのあんね」もしくは「あんね・さんじゃがーな」をよろしくお願いいたします。

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(c)Anne Sanjagana 2012-